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黒崎店のブログ

『紙ジャケ』の誘惑

2009/4/4 土曜日 14:22:44 黒崎店|個別ページコメント (0)|カテゴリ:黒崎店のブログ

こんにちわ。

先ごろ、N部長から「土建屋のオヤジ」という有難い称号を与えられました黒崎店、店長の熊澤でございます。

さて、今日は『紙ジャケ』について

『紙ジャケ』とは紙製のジャケットのCDのことで、通常のプスチックケースに入れられているCDではなくて、レコード時代のジャケットをそのまま縮小してCDのサイズで売られているものです。

このジャンルはすでに確立されていて、洋楽も邦楽も毎月旧譜が紙ジャケット仕様で発売されています。皆さんが行かれるCDショップでも棚の中に通常のプラケースと一緒に並んでいますよね。

レコードの時に封入されていたポスターや歌詞カード、解説書なども当時のまま忠実に再現しているものもあり、レコードに針を落として擦り切れる程聞いたあの頃を思い出すのです。

O取締役に至っては、吉田拓郎の紙ジャケBOXセット、なんと24枚組みをご購入。

男は誰もやっぱりコレクターなんですね。

私はどんなに聞きたいアルバムがあっても、この紙ジャケ仕様が出るまで買わないのですが、そんなに欲しいアルバムではなくても、お気に入りのアーティストの紙ジャケが目に留まるとつい手が伸びてしまうのです。

そして、自分のライブラリーにない紙ジャケがいつか発売されるのを待つのも、また密かな楽しみでもあるのです。

ああ、今日もまた、紙ジャケの誘惑が…。

  

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なつかしのTVシリーズ:其の4

2009/3/7 土曜日 12:59:31 黒崎店|個別ページコメント (0)|カテゴリ:黒崎店のブログ

『男達の旅路』『傷だらけの天使』『前略おふくろ様』とくれば、次はやっぱりこの人、松田優作でしょう。

松田優作のTVドラマといえば、出世作『太陽にほえろ』のジーパン、『俺達の勲章』の中村雅俊とのコンビを経てたどり着いた、やりたい放題の『探偵物語』にトドメをさします。

1979年9月から80年の4月にかけて全27話、放送されました。

テーマ曲は、芳野藤丸率いるSHOGUN。オープニングの『Bad City』とエンディングの『Lonly Man』はTVドラマのテーマ曲としては秀逸です。

松田優作演じる私立探偵、工藤俊作は黒のスーツに真っ赤なシャツ、ネクタイは真っ白といういでたち。サングラスにソフト帽も忘れてはいけません。愛車は、ベスパP150X。煙草はキャメルで、カルティエのライターの火力は最大。男達はベスパ社のスクーターに憧れ、100円ライターの火力は常に最大でした。

オープニングで、薬の調合よろしくサイホンでコーヒーを淹れ「ブワーッ」と噴出すシーンは『傷だらけの天使』へのオマージュか?

女優さんは、女弁護士役の倍賞美津子にキュートな竹田かほり。そして脇役の王道、成田三樹夫扮する服部刑事なくしてこのドラマは語れません。服部刑事の「工藤ちゃ~ん」は『傷だらけの天使』の水谷豊扮する亨の「兄貴~っ」に勝るとも劣らない名セリフです。

口数が多くコミカルでアドリブ連発の役作りは、それまでのシリアスでニヒルなハードボイルドの探偵像を一変させました。

   

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『新本格派』ってご存知?

2009/1/24 土曜日 11:42:05 黒崎店|個別ページコメント (0)|カテゴリ:黒崎店のブログ

以前、私のお気に入りの作家として浅田次郎さんを取り上げさせてもらいましたが、もう一人、文庫化を楽しみにしている作家さんがいます。

それは、島田荘司さんです。

日本の推理小説における『新本格』推理のジャンルを切り拓き、現在に繋がる流れを創った人です。

それじゃ、『新本格派』って何?という話しになるわけですが。

日本の推理小説で主流であった松本清張などの『社会派』に対する80年代以降の若手作家によるムーブメントで、推理小説の本来の姿である『本格』の面白さ(不可解な事件、魅力的な探偵の登場、ラストで解き明かされるトリックなどなど)を追求したものです。

横溝正史に代表される、戦後の古典的な本格推理小説に現代風なテイストを加えた作品といえばお解りいただけるでしょうか?

その『新本格派』の祖といわれるのが島田荘司です。

81年のデビュー作『占星術殺人事件』と次作『斜め屋敷の犯罪』は私の中では、このジャンルの双璧です。

『新本格派』推理小説についてはまだまだ、お話ししたいことがあるのでまた書きます。

今回はこのへんで。

                            

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今年もマニアック

2009/1/5 月曜日 17:33:43 黒崎店|個別ページコメント (0)|カテゴリ:黒崎店のブログ

明けましておめでとうございます。

今年もマニアックでいきます。

今回は、昨年暮れのブログの続きということで...懐かしのTVドラマpart2

昨年の「傷だらけの天使」に続き、またしてもショーケン主演のドラマです。

もうお分かりでしょう。

そうです。

「前略おふくろ様」です。

75年から76年までが第1部、半年のインターバルをおいて76年10月から77年までが第2部と、あのころのドラマは放送期間が長かったんですね。それだけシッカリとした脚本、作品、役者さんが多かったということでしょう。

企画・原案は倉本聰、音楽は井上尭之バンド。

萩原健一扮する片島三郎(通称:さぶ)が、故郷の山形に母を残し、東京深川の料亭「分田上」で板前として修行する様子を描いた下町人情喜劇です。

毎回冒頭は、漢字もろくに知らない田舎出の「さぶ」が母親に手紙を書いているというシチュエーションで、ナレーションも「さぶ」がその手紙を読んでいるという設定です。

このナレーションの手法は、後の「北の国から」にも使われましたし、07年の二宮和也主演の「拝啓、父上様」はこのドラマの平成版といった感じでしたね。

母親、益代役に田中絹代、花板に梅宮辰夫(秀さん!最近のイメージとは違い渋い渋い)二番板に小松政夫(政吉さん、これまた好演)親戚の岡野海ちゃん役に桃井かおり(ご存知、恐怖の海ちゃん)そして海ちゃんの父親役には、私が1番好きな役者さんの大滝秀治(これが、本当にうまいんだなぁ)

殺され役専門だったピラニア軍団がこの番組でブレイク!とび職「渡辺組」の半妻さん役に室田日出男、利夫さん役に川谷拓三と脇の役者さんがすごいすごい。

私の記憶では、当時金曜日の9時台は裏で山口百恵さんの「赤いシリーズ」をやっており、それを見ていた男のクラスメイトが信じられませんでした(百恵さんファンの方、申し訳ありません)

第2部の最終回は三郎の母、益代の告別式のシーンで幕を下ろしますが、その益代を演じた田中絹代さんは、この放送日の11日前に67歳で亡くなられました。

また、倉本聰の「ドラマに携わっているものはみな僚友、肩書なんぞ関係ない」という意向で、最終回のエンドロールは、脚本の倉本本人をはじめ出演者、制作者、裏方など異例とも言うべき肩書・役名なしのアイウエオ順でクレジットされました(Wikipediaより)

                              

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初めまして!

2008/12/21 日曜日 16:14:19 黒崎店|個別ページコメント (0)|カテゴリ:黒崎店のブログ

いつもの熱い熱い(ちょっと深すぎ?)熊澤店長のブログはお休みさせて頂き、今日はいつも黒崎ではしゃぎ過ぎと噂の代打久末が勤めさせて頂きます。日曜ですので、暇でした。。。

昨日は早朝から下の子の幼稚園の行事で、「もちつき大会」に参加してきました。(6日だったはずが、寒さの為延期に)うちの幼稚園は行事が多く、田植え・稲刈りの流れの仕上げのもちつき大会。自分達が育ててきたもち米をまず蒸し、おこわの状態の味を確認した後、いよいよ餅つき。最初はお父さん方の出番です。(最近は世のお父さん方の行事参加率が高く、半分以上のお父さん達が来ていました。これから結婚される方!子供の行事参加は円満な家庭生活を送る為には必須の様です!!)だんだんお餅らしくなってくると子供達に交代し、「1・2・3・1・2・3」とついていき、お餅の完成ーー♪一通りお餅を丸めて子供が一つ食べたところでタイムズアーーープ!!実家で法事の為、私の口に入る事無く帰る時間となりました。忙しい日でしたが、下の子にとっては母を独占できる数少ない日となり、充実した日となったようです。

さて、セールも終わり、たくさんのお客様に来て頂きました。年末の土鈴も最終日を待たずになくなってしまい、たくさんのお客様に喜んで頂きました。お渡しできなかったお客様、本当に申し訳ありませんでした。また一回りし、次の丑の土鈴をお渡しできるまで、長~~いお付き合いを宜しくお願い致します。

    

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我が青春のテレビドラマ:あの頃高校生だった全ての男達に捧ぐ

2008/12/13 土曜日 17:07:22 黒崎店|個別ページコメント (1)|カテゴリ:黒崎店のブログ

今回は、私が高校時代に放送日がくるのを毎週、毎週楽しみにしていたドラマを2本。

1本目は「傷だらけの天使」で、74年から75年にかけて土曜の10時から放送。

主役の修役を萩原健一、それを慕う亨役に「相棒」で再ブレイクの水谷豊。

亨が修にまとわりつく時の「兄貴ぃ~!」のセリフはインパクト大で、水谷豊はそのイメージを払拭するのに長い時間をかけることになります。

岸田今日子が社長役の探偵事務所「綾部情報社」の調査員が役どころで毎回、毎回ヤバイ仕事ばっかり。当時は年上の岸田さんをオバサンと思っていたけど、DVDで改めて見て随分綺麗な人だったんだなぁと認識を新たにしました(自分もその年回りになったということか?)

第3話「ヌードダンサーに愛の炎を」でストリッパー役を演じた中山麻理の脱ぎっぷりの良さと芸術的なお体に目が釘付けになったのは、私ばかりではあるまい。

とにかくチンピラのショーケンがカッコイイ。

革ジャンを肩に掛け、ヘッドホンに水中眼鏡姿、新聞紙をナプキン代わりにトマト~コンビーフ~ナビスコのリッツクラッカー~魚肉ソーセージと次々にかぶりつき、牛乳で流し込むオープニングは強烈。

音楽は元スパイダースの大野克夫と井上堯之。衣装協力はMEN'S BIGI。

毎回、毎回ゲストの役者さんの凄いこと。特に女性は緑魔子(懐かしい)吉田日出子、桃井かおり、高橋洋子、関根恵子、篠ヒロコ、坂口良子などなど、どうですか?

当時、これを見ていない年頃の男はいないと思っていましたが、意外にも視聴率は一桁が続き、75年の1月からは裏で必殺シリーズの新番組が始まり、当時の評価は必ずしも高くはなかったそうです。ウィキペディアにそう書いてありました。本当に意外や意外。 

あまり長くなってはいけないのでもう1本は、いずれまた。

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歳末感謝フェアのお知らせ

2008/11/18 火曜日 15:29:28 黒崎店|個別ページコメント (0)|カテゴリ:黒崎店のブログ

こんにちは。

リオネットセンターでは、11月21日の金曜日から、皆様の日頃のご愛顧に感謝の気持ちを込めて『歳末感謝フェア』を開催します。

ご来店のお客様には毎年恒例で大人気の縁起物「干支土鈴」を差し上げます。来年の干支、丑(うし)のかわいい土鈴を用意してお待ちしています。

ご存知のように「丑」は、十二支の2番目で、「丑」の字は「紐・からむ」の意味で、芽が種子の内部でまだ伸びることができない状態を表しているそうです。来年はどんな年になりますことやら。皆様にとって実りの多い良い年でありますように。

それでは、最近私が見た映画で心に残った作品をWikipediaを参考にご紹介します。

DVD『砂の器』デジタルリマスター2005

松本清張の長編小説で、1960年から61年にかけて「読売新聞」夕刊に掲載され、当時のハンセン氏病に対する根強い差別を痛烈に批判し大きな話題になりました。

東京の蒲田駅の操車場で起きた殺人事件を、東北訛りと「カメダ」とういう言葉を手がかりに、巡査部長役の丹波哲郎が地道な捜査で犯人に辿り着くという物語です。

新幹線の開通が1964年ですから、汽車を乗り継いで何日もかけての捜査になります。もちろん携帯電話もない時代ですから、伝達手段も限られます。本当に地道な捜査で犯人に辿り着きます。ラストの犯人を断定するに至った経緯を説明する捜査会議のシーンとコンサートのシーン(ネタバラシになるので何故このシーンがあるのかは伏せます)と犯人の回想シーンが交差し、劇的高揚をもたらし大団円を迎えます。

子を思う親の心、それでも引き裂かれる親と子、悲しい時代。涙なくしてこの映画を見られる人は絶対にいません。

数年前、中居正広主演でテレビ化されましたが、是非1974年製作のこのDVDで泣いて下さい。

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マニアックな日々:其の参

2008/11/1 土曜日 13:25:14 黒崎店|個別ページコメント (0)|カテゴリ:黒崎店のブログ

こんにちは。黒崎店の店長でございます。

今回は、全然マニアックではないお話を。

私がここ数年読んだ本で、心に残った作品をご紹介します。

それは浅田次郎さんの「蒼穹の昴」です。文庫で全4巻ですが、一気に読めるというよりも、心の中に余韻を残して、大事に読みたいと思わせる作品です。

作品の紹介の前に、私が浅田さんの作品を読むようになったきっかけを。

以前、週刊誌に「勇気凛凛ルリの色」というエッセイを連載しておりまして、そのエピソードが毎回毎回面白く、発売日を待って1番はじめにページを繰ったものです。少ないページ数で落としどころが絶妙なエッセイでした。ご年配の方には「少年探偵団」の歌詞の一節で懐かしく思われる方もいらっしゃるのでは?

その後、浅田作品の中で皆さんが1番ご存知と思います「鉄道員」が、高倉健さん主演で映画化され、日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞しました。

私も原作を読んだ時には、ガラにもなく人目も憚らず号泣しました。

そんな中、上梓されたのがこの「蒼穹の昴」です。

作者、自らが「私はこの作品を書くために作家になった」と言い放った作品です。

物語の舞台は中国清朝末期。貧民の子、李春雲が宦官となって西太后に出仕するまでの波乱の人生と、春雲の兄の義兄弟、梁文秀が科挙を主席で合格し、光緒帝に仕えるまでの出世物語を軸に、清朝に生きる人々の生活や心情・愛情・悲哀が、時にはやさしく、時には激しく描かれています。運命に屈しない強靭な意志と運命を受け入れる心の強さが、読む者の心を揺さぶります。科挙や宦官についても細かく書かれており、清朝の政治や文化を知ることが出来ることもこの本の優れたところ。西太后も悪女ではなく、ひとりの人間として描かれていて、その苦悩はむしろ清廉ですらあります。

随所に散りばめられた珠玉の言葉たち、泣かせどころを押さえた作者の術中にまんまと嵌って下さい。

この続きは、リオネットセンター戸畑の店長ブログに載せます。そちらも是非ご覧になって下さい。

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マニアックな日々 其の弐

2008/10/9 木曜日 18:21:56 黒崎店|個別ページコメント (0)|カテゴリ:黒崎店のブログ

みなさん、こんにちは。

今回は『ブートレッグ:BOOTLEG』のお話しをさせて下さい。

「ブートレッグ」なんて言葉、初めて聞いた方が多いのではないでしょうか?

「海賊版」と言った方が聞き覚えがあるのではないかと思います。

簡単に言うと、著作権者の承諾を得ずに勝手に製作、製造された製品のことです。

このような、所謂「海賊版」はいろいろな製品にあるのですが、中でも有名なのが「ブートレッグCD」です。ジャンルは主に洋楽(ROCK.POPS)で邦楽の「ブートレッグCD」はないと思います。

昔、個人レベルでクラシックコンサートを秘密裏に録音して、仲間内で聞いて楽しんでいたことが起源と言われ、語源は密造酒(BOOTLEG)からきており、かつて密造酒をブーツに隠したことに由来するそうです。それがレコードとなり、CD時代になると商売として成り立つようになったのです。

例えば、みなさんの大好きな歌手がいて、CD屋さんで販売している正規のCDは全部買って、聞いてしまったとします。

そんな時、もっとその歌手の他の歌が聞きたいと思いませんか?

「ブートレッグCD」では、その世界が広がるのです。

お目当ての歌手のコンサートのCDが正規で販売していたとします。

ライブCDの多くは、ひとつの会場で録音されたものだけで作成されているわけではなく、数箇所の会場で録音された内、ベストテイク(歌手や製作者がこの会場での歌唱や演奏がよいと判断したもの)を選んで、あたかもひとつの会場で最初から最後まで歌っているように、曲と曲との間に歓声を挿入して作られています。

そうすると録音した会場の数だけ、その記録は残されているわけです。

そういった正規で発表するための選から洩れたものや1曲目からラストナンバーまでひとつの会場で録音されたものが関係者から流出されて、それを元に作られたCDが「ブートレッグCD」なのです。

このようなもの以外にも、先に書いたようにコンサート会場に録音機をこっそり持ち込んで録音したもの(=隠密録音:一般的に音が悪いものが多いが、高性能のマイクを使い、素晴らしくきれいに録れていて、あたかもその会場にいるような臨場感あふれるものもあります)やスタジオで録音したものでも、ライブ音源同様、アルバムに入れる候補から洩れたテイク(いわゆる没テイク)が流出したものが元になったものもあります。

このようなCDはコレクターズCDとも呼ばれ、専門のお店やレコードフェアなどのコレクターズCDコーナーで販売されています。

また、ブートレッグCDの内容や録音状態を解説した本も出版されています。マニアはそんな本を読んで録音状態の悪いブツを掴ませられないようにするのです。

どこかでCDフェアがありましたら覘いてみて下さい。あなたの好きな歌手のあなたの知らない歌を収録した「ブートレッグCD」があるかもしれませんよ。

だけど、ゆめゆめ深みにはまらないように。どんなものでもマニアの世界は奥が深く、キリがないのですから。

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マニアックな日々

2008/8/30 土曜日 11:59:23 黒崎店|個別ページコメント (0)|カテゴリ:黒崎店のブログ

こんにちは。

今回は、私の一押しのテレビドラマについてお話します。

それは「男たちの旅路」というドラマです。

NHKで76年から放送されたTVシリーズで、脚本は山田太一(ふぞろいの林檎たち)、主演は鶴田浩二、脇には水谷豊(ドラマ「相棒」で再ブレイク!)桃井かおり、池部良、梅宮辰夫、森田健作、柴俊夫、清水健太郎、岸本加世子などなど。音楽をゴダイゴのミッキー吉野が担当しています。

鶴田浩二の役どころは特攻隊の生き残りで、戦中派のベテランガードマンとその部下の若者(水谷豊等)との交流を描くドラマです。

生き残ったことに負い目を感じながらも、何事にも真摯に立ち向かう、融通の利かない男。近頃の若者の軽薄な言動が許せず、つい小言を言ってしまう。そんな上司と「近頃の若者」との世代ギャップが一貫したテーマで、30年後の今見ても、いや今だからこそ見る者の心を捉えて離さない、決して古臭くなることのない名作です。

鶴田浩二といえば東映の任侠ものしか頭に浮かばなかったのですが、とにかく演技がうまい!水谷豊も、跳ねっ返りの若者を見事に演じています。

中でも77年に放送された「シルバーシート」は現代の高齢化社会を予見したような作品で、心に響きます。

老人役に「七人の侍」の志村喬、「砂の器」の加藤嘉ほか、笠智衆、藤原釜足、殿山泰司とよくこれだけ揃えましたなと思わず言いたくなるほどの豪華キャスト。

全13話(3話を1部として4部までと最終スペシャル1話)がDVD化されていますが、レンタル店やレコード店の店頭には置いていませんので、注文をしないと見られないと思います。値段も1部(3話入り)で定価10,290円(実勢価格は8~9千円)と他のDVDに比べ高いですが、機会があれば是非見て下さい。

私も思い切って購入しました。放送当時は高校生で水谷豊世代だったはずなのに、今、「近頃の若者は」とつい呟く自分がそこにいました。

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