こんにちは!香椎店の井澤です。
2月のブログで私のイチオシの韓流ドラマ「王と私」を少しだけご紹介しました。
今日はあらすじを解説したいと思います!!
このドラマは宮廷モノで、時代背景は
朝鮮王朝第9代ソンジョン王
から
その息子燕山君(ヨンサングン)
の時代に仕えた実在の内侍(ネシ)
キム・チョソン
の生涯を描いた作品です。
内侍(ネシ)とは朝鮮時代の宦官(去勢されて宮中に仕えた男の役人)のことです。
この物語は宮廷で内侍がいる内侍府(ネシブ)という部署が中心となっています。
そしてこの内侍府の最高権力者、内侍府長がこの人
チギョムです。
当時、内侍府長ともなれば王様の玉座をも意のままに操れる富と権力を握っていました。
内侍は子孫を残せませんから、代々の家門を残していくために養子を迎えます。
チギョムもノ内侍
の養子となり内侍府長となりました。
そしてチギョムはこの代々の家門を残すために誰を養子にするか迷っていました。
そこでチギョムの養子の座を虎視眈々と狙っていたのがハンス
です。
ハンスは貴族階級の両班(ヤンバン)の生まれでしたが、家が貧しいために内侍となり、
いつかは自分も内侍府長になり富と権力を手にする野望を抱いていました。
内侍府長の養子ともなれば将来は約束されたも同じ。
もちろん自分がそうなるハズでした。
しかし、チギョムはチョソンを養子にします。
ハンスはプライドを打ち砕かれ、ここからハンスのすさまじい復讐の反撃が始まります。
その復讐に手を貸すのがノ内侍の養女ソリョンです
ソリョンは落ち込むハンスに内侍府長よりも権力を握っている人物の養子になることを
勧めました。その人物とは・・・ノ内侍
です。
つまり内侍府長の養父。チギョムとは兄弟になるわけです。
一方、チョソンはもともと内侍になる気はなかったのですが、
チョソンの慕っていたソファ(のちのソンジョン王の側室)
が宮中に入ることになり、
いてもたってもいられなくなります。
ちょうど内侍府長が養子を探していた時期と重なり、チョソンは内侍府長の養子となり、
内侍となって宮中に入ることを決断します。
宮中に入ったソファ
はのちの燕山君となる男子を出産し、中宮になります。
チョソンも内侍としてソンジョン王に仕え、ソファを遠くから支えていました。
そこでハンスとソリョンがいろんな罠をしかけ、ソファを陥れようとします。
時には呪詛の人形を仕掛けたり
時には毒を盛ったり、
宮中って恐ろしいです!!!
そして後に、燕山君のお付きの内侍となる
ジャウオン。この表情からして、怪しさ100パーセント!
この人が終盤やらかしてくれます。
←こちらはソンジョン王の母上、インス大妃(テビ)。
大妃の中宮イジメも見ものです。
ソファ(中宮)は大妃の誤解を解くことが出来ずに最後は賜薬によって殺されてしまいます。
位の高い王妃でも、一歩間違うと殺されてしまうんですよ、宮中って所は。
あ~恐ろしい(;一_一)
おおまかな話の流れはこんな感じですが、まだまだいろんなお話が出てきます。
一件落着したかと思えば次から次に事件が勃発。
書き出したら止まらないのでここで止めておきますね(笑)
歴史的な流れは「王と私」の後に「チャングムの誓い」がくるので続けて見ても楽しめますよ!
「チャングムの誓い」が正統派歴史ドラマであるなら、「王と私」は異端派でしょう。
どこまでも王室のタブーに挑戦した作品です!!この違いもおもしろいです。
レンタルも出てますし、おそらくかなり人気のある作品なので近いうちにテレビで再放送があると思います!!
時間のある方はぜひ。
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