九州の中央 熊本県と宮崎県にまたがる九州脊梁山地の天主山(てんしゅざん)
天主とは 神 を意味する日本のカトリック教会用語だとか・・・
むか~し昔、今でいう熊本県山都町 鮎の瀬大橋の手前、 白糸台地に相藤寺城と
呼ばれる、中世阿蘇家の城が築かれていたそうじゃ、その城に 16世紀のことじゃが
キリシタン城代が居をなし 「ゼウスの山」として信仰したのが この天主山の名前の
所以となっておるのじゃ・・・(日本昔話風に)
鴨猪川林道のでこぼこ道を、ゆっくり慎重に走らせ たどり着いた ↓ 登山口
いきなりの虎ロープが数本ぶら下がる 急斜面の登り口、
有酸素運動に切り替わる 最初の30分が一番きついのですが、こりゃ ホントにきつい
巨木が目立つ深い森の中、ひときわ目立つ赤褐色のヒメシャラの樹 ↓
けっこうな斜面を ひたすら登り、 ここでひと休み
天主の舞台と呼ばれるピーク
ようやく天主山が望めます
天主の舞台から いったん急斜面を鞍部まで下り、山頂へ向けてまた歩き始めます
右手に 一夜畑 と呼ばれるピークが望めます ↓
山深い九州脊梁山地、 巨木やヒメシャラの森
鳴き声に振り向くと 2頭のシカが じっとことちらを見つめ、駆けていきます
天主山のギンリュウソウ
なんだろう?サルノコシカケ
緑の巨木 に 枯れた巨木 、自然林の深い森です
倒れた巨木も多くあります ↓
やがて石灰岩質が目立ち始め、頂上も近いようです
この石灰岩質が見えてきだすと ちょっと注意深くあたりを見渡します
う~ん 時期が遅かった、あと10日ばかり早かったら・・・
実は天主山は ヤマシャクヤクの群生地 ↑ で有名なのです
あ~残念 花は終わってます あ~遅かった (@_@;)
それでも群生地を 小さい目を大きく見開いて探してみると・・・・
ひと株だけ咲いてました (^o^)丿
きつい山歩きに対する まるでご褒美のようです、 うれしいなぁ~ (^^♪
花弁が落ちる寸前のようですが、 なんだかひと安心
さすが ゼウスの山、 奇跡だと思えてしまいます うれしいなぁ~ (^^♪
あら !? まだ頂上に着いていません 続きます ♪