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今年もマニアック

2009/1/5 月曜日 17:33:43 黒崎店|個別ページコメント (0)|カテゴリ:黒崎店のブログ

明けましておめでとうございます。

今年もマニアックでいきます。

今回は、昨年暮れのブログの続きということで...懐かしのTVドラマpart2

昨年の「傷だらけの天使」に続き、またしてもショーケン主演のドラマです。

もうお分かりでしょう。

そうです。

「前略おふくろ様」です。

75年から76年までが第1部、半年のインターバルをおいて76年10月から77年までが第2部と、あのころのドラマは放送期間が長かったんですね。それだけシッカリとした脚本、作品、役者さんが多かったということでしょう。

企画・原案は倉本聰、音楽は井上尭之バンド。

萩原健一扮する片島三郎(通称:さぶ)が、故郷の山形に母を残し、東京深川の料亭「分田上」で板前として修行する様子を描いた下町人情喜劇です。

毎回冒頭は、漢字もろくに知らない田舎出の「さぶ」が母親に手紙を書いているというシチュエーションで、ナレーションも「さぶ」がその手紙を読んでいるという設定です。

このナレーションの手法は、後の「北の国から」にも使われましたし、07年の二宮和也主演の「拝啓、父上様」はこのドラマの平成版といった感じでしたね。

母親、益代役に田中絹代、花板に梅宮辰夫(秀さん!最近のイメージとは違い渋い渋い)二番板に小松政夫(政吉さん、これまた好演)親戚の岡野海ちゃん役に桃井かおり(ご存知、恐怖の海ちゃん)そして海ちゃんの父親役には、私が1番好きな役者さんの大滝秀治(これが、本当にうまいんだなぁ)

殺され役専門だったピラニア軍団がこの番組でブレイク!とび職「渡辺組」の半妻さん役に室田日出男、利夫さん役に川谷拓三と脇の役者さんがすごいすごい。

私の記憶では、当時金曜日の9時台は裏で山口百恵さんの「赤いシリーズ」をやっており、それを見ていた男のクラスメイトが信じられませんでした(百恵さんファンの方、申し訳ありません)

第2部の最終回は三郎の母、益代の告別式のシーンで幕を下ろしますが、その益代を演じた田中絹代さんは、この放送日の11日前に67歳で亡くなられました。

また、倉本聰の「ドラマに携わっているものはみな僚友、肩書なんぞ関係ない」という意向で、最終回のエンドロールは、脚本の倉本本人をはじめ出演者、制作者、裏方など異例とも言うべき肩書・役名なしのアイウエオ順でクレジットされました(Wikipediaより)

                              

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