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『中原の虹』文庫化!

2010/11/20 土曜日 16:39:49 黒崎店|個別ページコメント (0)|カテゴリ:黒崎店のブログ

 久しぶりの投稿であります。黒崎店の店長です。

  以前、私の好きな小説として、浅田次郎氏の歴史小説『蒼穹の昴』のことを載せたことがあるのですが、今回はその続編『中原の虹』を皆様にご紹介しようと思います。

 『蒼穹の昴』は、中国清朝末期を舞台に、実権を握る西太后を戴く一派と、西太后を排し光緒帝の親政を企てる一派の対立(戊戍の政変)に至るまでを、最終的には敵味方に分かれる義兄弟、太后派の宦官・李春雲と親政派の若手官僚・梁文秀の生い立ちから綴る物語でありました。

 『中原の虹』は、政変後の義和団の乱(団の排外運動を西太后が支持、その結果、欧米列強に紫禁城を制圧され、膨大な賠償金を支払うこととなり、列強の干渉を助長し、清朝滅亡への契機となる)を経て、西洋的政治改革の必要性を感じた西太后が、自ら失脚させた光緒帝を復権させた光緒新政の時代から始まります。

 この「義和団の乱」は浅田氏の中編『珍妃の井戸』(光緒帝の側室である珍妃が西太后の命令で井戸に投げ込まれ命を絶たれる)で描かれていますので、ご覧になっては如何でしょうか?

 列強による蚕食で衰退の一途を辿る清朝、その滅亡は不可避と悟った西太后は、かつて幽閉した光緒帝とともに自ら清の国を滅ぼすことを決意します。

 このまま、列強の意のままに国土を蹂躙され続けるなら、いづれこの国は彼らのものになってしまう。清朝は滅びても、この国土を列強に渡さないためには、自らが希代の悪女になって、敢えて清朝を滅ぼしたの女帝の汚名を着る覚悟をするのです。

 列強から滅ぼされたのではなく、自らが滅ぼしたのなら、次には新しい帝がこの国を担ってくれるでしょう。その切ない自国愛で貫かれた物語なのです。

 さらに、関東軍の策略で奉天にて、列車を爆破され爆死する「張作霖」(張作霖爆殺事件)の台頭。軍事力を背景に政治的にも権力を握る「袁世凱」などの歴史上の人物も大変魅力的に描かれています。

 もちろん『蒼穹の昴』の主人公で今や宦官のトップに躍り出た「李春雲」と日本に落ち延びた「梁文秀」も重要な役どころを担います。

 前作を読んだ方には必読の書ですし、本作から読み始めても充分に浅田文学を堪能していただけると思います。

    

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