マニアックな日々:其の参の続き
2008/11/1 土曜日 14:40:55 戸畑店|個別ページ|コメント (0)|カテゴリ:戸畑店のブログ
こんにちは。
このブログを見て頂いている方は、黒崎のブログにも立ち寄って下さい。本稿は黒崎のブログ続きです。
ここでは「蒼穹の昴」の著者、浅田次郎さんのお話し。
憧れていた三島由紀夫が1970年、陸上自衛隊東部方面総監にて割腹自殺したことをきっかけに自分も自衛隊に入隊。
除隊後、ネズミ講などのヤバイ仕事やアパレル業などを営む傍ら、作家として遅咲きのデビューを果たします。
映画化もされた「地下鉄に乗って」で吉川英治文学新人賞、同じく映画化された「鉄道員」で直木賞、「壬生義士伝」で柴田錬三郎賞、「お腹召しませ」で司馬遼太郎賞、「中原の虹」で吉川英治文学賞などを受賞されています。
ヘビースモーカーにして甘党(トップスのチョコレートケーキとユーハイムのフランクフルタークランツがお好きとのことを以前読んだ記憶があります。私も食べましたが、どちらも辛党の私でもとても美味しかったです)ギャンブルにもすこぶる強く、来歴からも型破りな作家であることは間違いありません。
作風もいたって雑多(広範囲と言うべきか?)自ら「小説の大衆食堂」と称するとおり、ピカレスク(悪漢もの)から人情味あふれる作品まで。
新撰組を題材にしたものも多く、だけど主人公は近藤勇や土方歳三や沖田総司ではなく、知られざる隊士やその愛人。
黒崎のブログに書きました「蒼穹の昴」の続編は光緒帝の寵妃、珍妃の物語。
スポットを浴び、語りつくされた人物ではなく、埋もれた生き様から愛おしさややさしさをヒョイとすくいあげて読む者の前に差し出してくれます。
「平成の泣かせ屋」の異名どおり、どの作品も「この辺で泣かせに来るな」と分かっていてもついつい泣いてしまい、浅田さんの術中に嵌ってしまいます。特に各章の終わりの1行でストンと落とされます。その余韻を持って次の章に読み進むのが、読者にとっては至福の時なのです。
圧倒的な構成力と魅力的な登場人物たち、珠玉のセリフたちに是非、触れてみて下さい。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
~補聴器のご相談はリオネットセンター各店へ~
このブログを見て頂いている方は、黒崎のブログにも立ち寄って下さい。本稿は黒崎のブログ続きです。
ここでは「蒼穹の昴」の著者、浅田次郎さんのお話し。
憧れていた三島由紀夫が1970年、陸上自衛隊東部方面総監にて割腹自殺したことをきっかけに自分も自衛隊に入隊。
除隊後、ネズミ講などのヤバイ仕事やアパレル業などを営む傍ら、作家として遅咲きのデビューを果たします。
映画化もされた「地下鉄に乗って」で吉川英治文学新人賞、同じく映画化された「鉄道員」で直木賞、「壬生義士伝」で柴田錬三郎賞、「お腹召しませ」で司馬遼太郎賞、「中原の虹」で吉川英治文学賞などを受賞されています。
ヘビースモーカーにして甘党(トップスのチョコレートケーキとユーハイムのフランクフルタークランツがお好きとのことを以前読んだ記憶があります。私も食べましたが、どちらも辛党の私でもとても美味しかったです)ギャンブルにもすこぶる強く、来歴からも型破りな作家であることは間違いありません。
作風もいたって雑多(広範囲と言うべきか?)自ら「小説の大衆食堂」と称するとおり、ピカレスク(悪漢もの)から人情味あふれる作品まで。
新撰組を題材にしたものも多く、だけど主人公は近藤勇や土方歳三や沖田総司ではなく、知られざる隊士やその愛人。
黒崎のブログに書きました「蒼穹の昴」の続編は光緒帝の寵妃、珍妃の物語。
スポットを浴び、語りつくされた人物ではなく、埋もれた生き様から愛おしさややさしさをヒョイとすくいあげて読む者の前に差し出してくれます。
「平成の泣かせ屋」の異名どおり、どの作品も「この辺で泣かせに来るな」と分かっていてもついつい泣いてしまい、浅田さんの術中に嵌ってしまいます。特に各章の終わりの1行でストンと落とされます。その余韻を持って次の章に読み進むのが、読者にとっては至福の時なのです。
圧倒的な構成力と魅力的な登場人物たち、珠玉のセリフたちに是非、触れてみて下さい。
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