追い山|博多祇園山笠
2010/7/15 木曜日 11:52:30 | 編集室 | 個別ページ | カテゴリ:KIKOERU編集室 |
昨日は、中国地方・九州地方を中心に各交通機関がストップする程の大雨となりました。
ニュースによると大きな災害に見舞われた地域もあるとのこと・・・。
心よりお見舞い申し上げます。
それでは、山笠レポート最終話。
7月1日から始まった博多の夏の風物詩「博多祇園山笠」は、今日15日の早朝、追い山でフィナーレを迎えました。
博多総鎮守 櫛田神社
櫛田神社前の土居通りには、「櫛田入り」を前に舁き山が集合します。
この時、時間は午前1時半から2時頃。
早朝というか、まだ深夜のこの時間にもかかわらず、周囲はものすごい人の多さ。
それに加えて、全流の舁き山や多くの舁き手が勢揃いするというこの雰囲気・・・鳥肌ものです。
これは一度は体感すべきでしょう。
午前4時59分、大太鼓の合図で今年の一番山笠「中洲流」が山留めをスタートし、櫛田神社の境内「清道」へ山を舁き入れます。
清道
清道を回って奉納した後境内を飛び出し、多数の舁き手が交代を繰り返しながら須崎町の廻り止め(ゴール)まで約5kmのコースを勢いよく舁きます。
「追い山」はタイムレースでもあるため、沿道からの勢い水を浴びながら子供たちも懸命に走ります。
そして、この日最高潮を迎えた山笠も、追い山が終了すると直ちに飾り山・舁き山の解体が始まります。
余韻を残しながらも、あっという間に姿を変えていく様は、なんだか寂しさが漂います。
山小屋も骨組みだけになってしまいました。
しかし舁き手達の心は、この時から来年の山笠に向かうのだそうです。
ありきたりではありますが、「古き良き風習」「伝統を受け継ぐ」ということの素晴らしさを改めて感じた今年の山笠でした。
山笠関係者のみなさま、一緒にのぼせ上がった見物客のみなさま、お疲れさまでした~!
ニュースによると大きな災害に見舞われた地域もあるとのこと・・・。
心よりお見舞い申し上げます。
それでは、山笠レポート最終話。
7月1日から始まった博多の夏の風物詩「博多祇園山笠」は、今日15日の早朝、追い山でフィナーレを迎えました。
博多総鎮守 櫛田神社
櫛田神社前の土居通りには、「櫛田入り」を前に舁き山が集合します。
この時、時間は午前1時半から2時頃。
早朝というか、まだ深夜のこの時間にもかかわらず、周囲はものすごい人の多さ。
それに加えて、全流の舁き山や多くの舁き手が勢揃いするというこの雰囲気・・・鳥肌ものです。
これは一度は体感すべきでしょう。
午前4時59分、大太鼓の合図で今年の一番山笠「中洲流」が山留めをスタートし、櫛田神社の境内「清道」へ山を舁き入れます。
清道
清道を回って奉納した後境内を飛び出し、多数の舁き手が交代を繰り返しながら須崎町の廻り止め(ゴール)まで約5kmのコースを勢いよく舁きます。
「追い山」はタイムレースでもあるため、沿道からの勢い水を浴びながら子供たちも懸命に走ります。
そして、この日最高潮を迎えた山笠も、追い山が終了すると直ちに飾り山・舁き山の解体が始まります。
余韻を残しながらも、あっという間に姿を変えていく様は、なんだか寂しさが漂います。
山小屋も骨組みだけになってしまいました。
しかし舁き手達の心は、この時から来年の山笠に向かうのだそうです。
ありきたりではありますが、「古き良き風習」「伝統を受け継ぐ」ということの素晴らしさを改めて感じた今年の山笠でした。
山笠関係者のみなさま、一緒にのぼせ上がった見物客のみなさま、お疲れさまでした~!