YUMIEさんの声

写真:YUMIEさん

今回のインタビューは、リオネット補聴器がスポンサーとして活動をサポートしているボディボードインストラクターのYUMIEさん。
日本全国、ろう学校や福祉関係、大学などあらゆる場所で講演会活動を行う傍ら、ボディボードスクールやライフセービング活動にも力を入れていらっしゃるYUMIEさんにお話しを伺いました。


YUMIEさん、最近の活動は?

2年前から耳の聞こえない女性で「カフルイ」というコミュニティを作っていろいろな活動をしていて、現在30名くらいいます。


「カフルイ」というのは?

ハワイの言葉で「集まる」とか「仲間」という意味です。


具体的にはどのような活動をしているのでしょう?

カフルイは海が好きな女性を中心にしたいわゆる女子会みたいなもので、フラダンスをはじめキャンドルやピアス作りとかヨガなど楽しいことも沢山あるのですが、私たちに何か社会に貢献できるような奉仕活動はないか?という想いから、聞こえない子供さんを持つ保護者にお集まりいただき、聞こえない私たち自身の体験談を話す活動をしています。聞こえに不自由していない親御さん達がフリートークにより私たちの体験や失敗談、ときには恋愛にまつわる話しなどを聞いていただくことで何かしら子育てのヒントになっているようです。


そのヒントというのは具体的にどのようなものでしょう?

音に関わるエチケットなどは教えて貰う必要があるようです。例えばおならやげっぷ、トイレの音など、自分に聞こえないのでそれが他の人に聞こえていることが分かりません。そのようなことを保護者から教えてあげられたらいいですね。
他には私が普通に話しているのをご覧になり、どうしたらそんなに話せるようになるのか?というご質問を多く頂きます。


なるほど、カフルイのメンバーならではの説得力があるお話ですが、参加された方の反応はいかがですか?

みなさん聞こえない子供たちへの対応に特別に何かしなければと力が入っているのでしょうか?私たちと会話を交わしお帰りになるときは「スッキリした」と言われたことが印象的です。


すばらしい活動ですが、始めようと思われたきっかけは?

オーシャンズラヴという自閉症の子供たちにサーフィンを教える活動や、ディアオールという身体が不自由な方たちに大きめのボードに乗ってもらい誰にでも海の素晴らしさを体験できるという活動に参加したことがあるのですが、海に入る前は無表情だったり固かった子供の表情が海に入ったら表情が明るくなったり、喋らなかった子供が喋るようになった場面を見た経験があります。
そこで自分は耳がきこえない子供たちに何もできていない、自分でも何かできないか?と気づいたことがきっかけとなりました。

写真:YUMIEさん
カフルイのメンバー

YUMIEさんは防水型の補聴器をされていますが、海でも使われていますか?

はい、週1回ボディボードの無料レッスンと月に1回耳が聞こえない女性を対象にレッスンをしています。そのとき特に初めての参加者がいるとコミュニケーションを円滑にするために海でも補聴器を使います。防水補聴器には随分助けてもらっています。何しろいちいち外さなくていいので楽です。


今年もハワイノースショアのパイプラインにチャレンジするのですか?

はい、11月に挑戦してきます。そのためにトレーナーにちゃんと教えてもらい、ジムで身体作りをしています。インナーマッスルを鍛えていて今では腹筋が割れそうです!(笑)
ノースショアでトレーニングの一環としてマラソンも毎年走っていますが、毎回会う方が多くて顔見知りになった方も多いです。一昨年いつも走っている女性がいないな?と思っていたら去年ベビーカーを押して赤ちゃんと走っていました、子供が生まれたんですね。
またいつも走っているおじいちゃん2人組がいるのですがある年1人で参加していましたので「え~あのもう一人のおじいちゃん...」と思っていたところ、次の年にはまた2人で走っていてホッとしたこともありました。(笑)

写真:YUMIEさん

補聴器を活用してカフルイの活動やハワイのパイプライン、あらゆる海のマリンスポーツへと挑戦し、ますますアクティブなYUMIEさん、これからもわたしたちへパワーを届けて下さい。そしてYUMIEさんにいい波が来ますように!


YUMIEさんプロフィール
2歳にして両方の聴力を失うが18歳の時にボディーボードに出会い、プロになり日本中の海や世界の試合を回る。2009年 WDSAハワイ準優勝後に引退したが、現在はボディーボードインストラクター・講師として活躍している。
OFFICIAL SITE:http://www.yumie.in/